春の季語 ミツマタ

ミツマタをマンションの中庭で見つけました。

古くから和紙の原料は、楮(こうぞ)、みつまた、雁皮(がんぴ)の靭皮(植物の外皮の下にある柔らかな内皮)繊維を中心に使われてきました。それぞれに優れた特質があり、 いずれも繊維が長くて強靱で、光沢があり、和紙の特徴である薄くて強い性質を表しています。これ以外に、あさ、桑、竹、書道用紙には木材パルプ、わらなどをもちいています。 最近では、野菜、野草、土などを入れて美術、工芸的な紙を漉くこともあります。